~オスカー認定制度とは~
優れた事業計画(パワーアッププラン)により積極的に経営革新に取り組む中小企業を「オスカー認定」し、計画の実現に向けた継続的な支援を実施することで、京都経済の中核を担う中小企業を育成します。
企業価値創出(バリュークリエーション)支援制度では、元気な中小企業の経営革新計画や企業価値向上計画を募集し、2002(平成14)年から2008(平成20)年度までに、100社を「オスカー認定」しました。
2010(平成22)年度から、ASTEMと財団法人京都市中小企業支援センターとの立地統合を経て、京都市産業技術研究所(知恵産業融合センター)や京都商工会議所等との連携強化などさらに充実を図り再開しました。
詳しくは京都高度技術研究所のHPに掲載されております。
https://www.astem.or.jp/smes/oscar
〜オスカー認定企業に対する支援
- 1.フォローアップ支援
ASTEMのコーディネータが、計画実現に向けた適切なアドバイスや経営力向上・ICT関連の支援要望などの相談対応を行います。また、特長のある技術・製品を有するものづくり企業の販路開拓やセミナー、補助金・助成制度等の情報提供、他機関(行政機関、大学等)への紹介を行います。
- 2.専門家派遣
弁護士や中小企業診断士等の専門家を無料で派遣し、診断やアドバイスを行います(1企業につき年間5回まで)。
- 3.海外展開支援
海外展開を目指す企業に対し、他機関とも連携し、総合的な支援を行います。また、技術・製品開発や外国への特許出願等に要する費用の一部を補助します(別途審査あり)。
- 4.企業PR
ASTEMのホームページや情報誌への掲載・メディアへの積極的なPRにより企業の広報活動を応援します。
- 5.京都オスカークラブへの入会
京都オスカークラブは、オスカー認定制度の認定を受けた京都経済の中核を担う中小企業の異業種交流団体として設立されました。同クラブでは認定企業同士の連携や課題解決に積極的に取り組み、交流会やシンポジウム等を開催しています。入会していただくことで、異業種交流の機会を提供します(別途費用負担あり)。
<オスカーYOUTH>
京都オスカークラブ会員企業のうち、50歳以下の経営者及び後継者等で構成し、次世代を担う若手経営者などの資質向上、新たなコラボレーションの創出等を目指して活動しています。
- 6.認定ロゴマークの使用
オスカー認定企業はオスカー認定ロゴマークを名刺、ホームページ等に使用できます。
- 7.京都市が実施する支援
●拠点立地支援
京都型グローバル・ニッチ・トップ企業育成補助金
・京都市内で事業所を新増設する際、新たに取得した固定資産(土地を除く)に係る固定資産税及び都市計画税相当額の補助を受けることができます(限度額あり)。
・京都市内で事業所を新増設する際、埋蔵文化財調査の必要がある場合、補助を受けることができます(限度額あり)。
・久我地域の工業専用地域で雨水流出抑制施設を設置する際、補助を受けることができます(限度額あり)。
●その他の支援
・京都市内公的インキュベーション施設賃料を助成
京都市内の公的インキュベーション施設(京大桂ベンチャープラザ、クリエイション・コア京都御車)への入居に対し、賃料補助の優遇があります。
・京都市ベンチャー購買新商品認定制度
新規性や独創性のある優れた商品又は役務を、京都市が随意契約で調達できる制度で、新たな事業分野を開拓しようとする認定企業の販路開拓を支援します(別途審査あり)。
・京都市中小企業融資制度
オスカー認定企業を対象とする「京都市関連認定制度資金」をはじめ、各種融資制度が利用できます(別途金融機関審査あり)。